入居者のお食事

スマイルホーム西井堀の食事

食事は心身を養い健康を保つためだけでなく、生活の楽しみの1つです。

また、高齢になると食が細く飲み込みが難しくなると言われており、心臓病や糖尿病など病気による食事制限が必要になるなど食の問題も増えていきます。

入居後は施設で提供される食事をとることになります。

そのため、いつまでも食事を楽しみながら健康に過ごしていただけるよう、管理栄養士が個別に栄養管理を行った食事を準備しています。

朝食、昼食、おやつ、夕食の4食と各種お茶などを召し上がっていただけます。

（例）スマイルホーム西井堀のある1日の献立

朝食：がんもと人参の含め煮、菜の花とささみの和え物、なめこの味噌汁、ごはん、フルーツ（オレンジ）

昼食：鯵の西京焼き、アスパラ炒め、カリフラワーとハムのサラダ、玉葱とかいわれ菜のすまし汁、ごはん

おやつ：こしあん饅頭

夕食：ヒレカツ、かぶとさつま揚げの煮物、ポテトサラダ、青梗菜と長葱の味噌汁、ごはん

四季折々の伝統行事の際に食べられる料理（行事食）を献立に取り入れて、季節の移り変わりを感じていただけるようにしています。

毎食の食べ残し量の確認、年に2回（5月、11月）の嗜好調査などで食事の満足度を確認しています。管理栄養士が毎日の食事時に訪問、ご意見をうかがうことで献立の改善に努めています。

高齢になると噛む力や飲み込む力が徐々に低下するため、状態に合わせた食形態の調整が必要になります。

可能な限り口から食べることができるように食事の調整、多職種でおこなう経口維持支援などで施設として問題に取り組んでいます。

食形態とは、食事形態や食物形態ともいわれます。

食べるものの大きさ、やわらかさを指し、粘りやとろみなど物性を含むこともあります。

主食 -米-

米飯	ユニットで炊飯。少し軟らかめ。
軟飯	米飯と全粥を1：１で混ぜて提供。
全粥	米１に対して水５で炊いた5倍粥。市販のレトルト粥（10倍粥）に比べ米は2倍量。
ペースト粥	全粥をミキサーにかけ、口の中でまとまり滑り良く調整。

主食 -パン-

パン	硬くないパン。
パン粥	パンを牛乳で煮た甘い粥。フルーツなどのソース付き。
パン粥ペースト	パン粥をミキサーにかけ、口の中でまとまり滑り良く調整フルーツなどのソース付き。

主食 -麺-

普通麺	通常の長さの各種麵を少し軟らかく茹でたもの。
やわらか１麺	4㎝程度の麺（前歯で噛み切らなくてもよい長さ）を軟らかく茹でたもの。
やわらか２麺	軟らかく茹でた麺をみじん切りにしたもの。
ペースト麺	茹でた麺をミキサーにかけ、口の中でまとまり滑り良く調整。

副食

普通食	歯ごたえを残した見なれた形状の食事。軟らかめに調理。食べ易く切ったもの。対象者：咀嚼できる、嚥下に問題なし
やわらか１	普通食を一口大にしたもの。対象者：噛み切れないが噛み潰せる、飲み込む力がある
やわらか２	肉・魚はソフミート（すり身）、その他はみじん切り（３ｍｍ程度）。対象者：咀嚼はできないが、飲み込む力がある
ペースト食	やわらか２をなめらかなペースト状に調理加工。対象者：咀嚼できない、飲み込む力が弱い

おやつ

普通おやつ
ペーストおやつ	普通おやつをペースト状に調整したもの。せんべいなど調整が困難なときはゼリーなどに変更．

栄養ケア計画書をご参照されることで、ご利用者様の召し上がられているお食事をよりご理解いただけます。

スマイルホーム西井堀では飲食物の持ち込みについてガイドラインを定めておりますのでご覧ください。

葛飾区を代表する「小松菜」等、地場産の新鮮元気野菜を食卓にお届けいたします。